2020-2021、最新おすすめロードバイク

細いタイヤ、ドロップハンドル…。速そうで、楽しそう! いつだってロードバイクは魅力的です。最新モデルはディスクブレーキ化が進むと同時に、エアロ化や軽量化の技術も加速するように進化しています。2021年モデルの発表も始まっているので、目的別におすすめのロードバイクをご紹介します。

3カテゴリーに分けられるロードバイク

ロードバイクを大きく分けると、3つのカテゴリーがあります。

まずはなんと言っても王道の「レースバイク」。改めて言うまでもなく、競技用に設計されていて、上手に操れるようになるのも醍醐味の一つです。

続いては、自分の限界に挑戦するために作られた「エンデュランスバイク」。これは絶対的なスピードよりも、長距離を走ったときに、平均時速が向上するといったトータルで速さを競うバイクです。

そして、近年話題なっている「グラベルロードバイク」。ロードバイクとMTBのポジティブな部分だけを抽出し、ツーリング車のようなテイストが盛り込まれた新しいカテゴリーのバイクです。欧米で大ヒットして、日本でもニューモデルが続々と登場しています。それでは、各カテゴリーのバイクをみていきましょう。

ツール・ド・フランスでも使われている「レースバイク」

ロードバイクをひと言で説明するなら、『速く走るための自転車』です。ツール・ド・フランスなどで使われる「レースバイク」は、常に最新にしてオーセンティックな魅力にあふれています。

他のカテゴリーにない高い運動性能が特長で、スポーティーな乗り心地となります。ロードレースの勝敗を決めるのは、アタックしたときにライバルを一瞬で置いてきぼりにする加速力、いわゆる“キレ”です。ハンドリングも安定感よりも俊敏さが大切です。

また、空気抵抗の低減も「レースバイク」には欠かせません。時速40㎞以で走っているとき、抵抗の8割は空気です。この値を小さくすれば効率的に速く走れます。

ただし、ホイールの選択については注意も必要です。リム高が大きいディープリムは直進方向の空気抵抗を減らしますが、横風の影響を受けやすいという弱点もあります。初心者の方はリム高が35㎜程度のホイールを装着しているモデルがおすすめです。

「レースバイク」おすすめ車種

進化するエアロと快適性の両立

Bianchi(ビアンキ)/「OLTRE XR3 DISC」
イタリア語で「青空」を意味するオリジナルカラーの「チェレステ」がトレードマークの「Bianchi」。1885年に創業し、130年を越える歴史を誇る現存する最古の自転車メーカーです。

「OLTRE XR3 DISC」はエアロフレームを採用したミドルグレード。ヘッドチューブとフォーククラウンは整流効果を高めるために統合的にデザインされ、左右のブレード間の距離を大きくしたフロントフォークや翼断面のチュービングなどで空力特性を高めています。

滑らかで快適な乗り心地を目指し、これまでハイエンドのみに用いられてきた振動除去素材「Countervail」をミドルグレードで採用。スパルタンな乗り心地が多いエアロバイクですが、「OLTRE XR3 DISC」は、長時間のライドも苦になりません。フレームは電動式コンポーネントにも対応しているので、後々パーツ類をアップグレードしていくような楽しみ方もできます。

上級モデル譲りのきめ細やかなサイズバリエーション

COLNAGO(コルナゴ)/「V3 Disc」
イタリアには数多くのレーシングブランドがありますが、もっとも輝かしい歴史を誇るのが「COLNAGO」です。2020年のツール・ド・フランスではタデイ・ポガチャル選手によって念願の優勝を飾り、再び注目を集めています。

「V3 Disc」は上級モデル「V3-RS」と同じ金型を使いつつ、カーボン繊維の積層を変更。軽量・高剛性で空力特性にも優れた上級モデル譲りのレース用モデルです。

涙滴断面の後端を切り落としたカムテール形状のシートチューブ、緩衝効果の高いD型断面のシートポスト、前面投影面積を減らす効果もあるコンパクトなバックステーなど、最新トレンドがすべて盛り込まれています。

フレームサイズは8種類。幅広い身長をカバーすると同時に、最適なサイズが選べるように配慮されています。コンポーネントの設定は機械式「SHIMANO・ULTEGRA」と電動変速システムの「SHIMANO・ULTEGRA Di2」の2種類。28Cまでのワイドタイヤに対応しており、レースからロングライドまで幅広い用途に対応します。アルミロードやミッドレンジのリムブレーキ仕様に乗ってきた中上級者向けのモデルです。

軽さだけじゃない、とっておきの「Émonda」

TREK(トレック)/「Émonda SL 5 Disc」
アメリカ3大メーカーの一つ「TREK」は、コネチカット州ウォータールーに本拠を置く総合完成車メーカーです。ロードバイクのラインナップにはエアロバイクの「Madone」、エンデュランスバイクの「Domane」、軽量オールラウンダーでデビューしたばかりのニューモデル「Émonda」の3つのシリーズがあります。

「SHIMANO・105」を装備した「Émonda SL 5 Disc」は軽さに磨きをかけるのと同時に、エアロダイナミクスの向上にも成功しています。上位モデルの「SLR」シリーズとは素材が異なり、重量や剛性に違いはありますが、コストパフォーマンスを考えれば「SL」シリーズの魅力は際立ちます。

ハンドルとステムは汎用性の高い部品構成としているので、ポジションの微調整をしたい人にとっても魅力です。BBはねじ切り式の「T47」規格を採用し、従来のダイレクトマウント方式の弱点を改良。ヒルクライム好きの人はもちろん、ホビーレースで上位を狙いたい人にとっても魅力的な1台です。

快適性と空力を両立した新世代エアロロード

FELT BICYCLES(フェルト バイシクルズ)/「AR Advanced 105」
モーターサイクルのエンジニアだったジム・フェルトが興した「FELT BICYCLES」。ジムはアルミフレームでトライアスロンやシクロクロスの実績を積んだ後、ロードバイクを手掛け、現在はe-Bikeをはじめフルラインナップを生産しています。2017年にロシニョールグループの傘下になりましたが、製品の開発は本拠のあるカリフォルニアで行なわれています。

ARシリーズは2008年にツール・ド・フランスでデビューした後、2014年に2世代目を発売。現行モデルは2020年に発売された3世代目です。「AR Advanced 105」はディスクブレーキを前提に設計されており、空気抵抗を低減するためブレーキホースもフレーム内部を通るようにデザインされています。空力性能を高めるため各チューブの形状は最適化されており、前作比で9.6%のエアロ性能の向上に成功しています。また、有限要素法を使って剛性をチューニングしBB部で+14%、ヘッドチューブ横剛性+11%、フォーク横剛性+21%、フォークねじれ剛性+15%と剛性を上げつつ、乗り心地は硬いという評価を得ています。

かつてはエアロバイクといえばレース専用でしたが、ARシリーズは快適性を向上させる「ダンピング・シートポストスリーブ」と「リーフスプリングシートポスト」を併用して、前作比で2倍以上の快適性を実現。レースだけでなく、デイツーリングにも適したバイクに仕上がっています。

人気が出てきた「エンデュランスバイク」

近年、欧米では「レースバイク」に変わり、シェアのトップに立つのが「エンデュランスバイク」です。「レースバイク」との違いは直進安定性が高く、ホイールベースを長めにしていることです。また、ヘッドチューブを長めにしており、ハンドル位置を高くすることができます。

日本ではツーリングバイク的な印象で、いまひとつイメージが良くなかったのですが、それも変わりつつあります。春先のクラシックレースやツール・ド・フランスで選手が駆る姿を見るようになり、がぜん人気が出てきています。また、日本人の体格で本気で走りたいなら、「エンデュランスバイク」を選ぶべき、という指導者もいるほどです。エンデュランスバイク」は、身体の柔軟性が低い人や、腕の短い人にとっては最適なポジションを得やすいからです。

「エンデュランスバイク」おすすめ車種

長くつかうモノだから、老舗ブランドで

Bianchi(ビアンキ)/「INFINITO XE DISC」
人気のエンデュランスバイク「INFINITO」シリーズのラインナップを拡充したイタリアの老舗ブランド「Bianchi」。「XE DISC」は振動除去素材の「Countervail」を用いずに、リーズナブルな価格で「エンデュランスバイク」の魅力を提供するために用意されたニューモデルです。

長い間、使うモノは老舗ブランドの製品を選びたい。そんなユーザーのために、比類なきパフォーマンスとイタリアンデザインを追求したスタイルを融合したのが「XE DISC」です。D型断面のシートポストといった快適系の流行りを取り入れる他、左右に膨らんだフロントフォークで空力特性を向上をはかるなど、グランフォンダーがフレームに求める機能をしっかりと詰めこんでいます。

パーツも然り。50×34Tのコンパクトクランクと組み合わされるのは、最大ギアが32Tと急坂も怖くない11スピードのスプロケット。タイヤは28Cが標準仕様ですが、さらなる快適性を求めるなら32Cまで対応しています。とはいえ、28Cでも空気圧を落とせば快適性は必要十分です。

はじめての「LOOK」に最適な快適仕様

LOOK(ルック)/「765 Optimum ULTEGRA」
フランスの「LOOK」は1980年代からカーボンフレームを手掛けるスペシャリストで、ヒルクライマーを中心に人気の高いブランドです。自社工場を持たないブランドが多いなか、「LOOK」はフランスとチュニジアに自社工場を持ち、厳しい品質管理を行なっています。

「765 Optimum 105」はフレーム販売が中心の「LOOK」には珍しく、完成車モデルです。入門者やロングライドに挑戦する人のために安定感や乗りやすさに重点をおいた設計がなされています。例えば、長めのヘッドチューブと若干短めトップチューブの組み合わせ。これは、前傾姿勢の浅いポジションのためです。さらに、フレーム素材はカーボンよりも衝撃吸収性に優れるという、天然由来のフラックス(亜麻)繊維をフロントフォークとチェーンステーに積層し、快適性を向上しています。

レースシーンで活躍してきたブランドらしく、ハンドリングはスポーティーにまとめられています。電動ケーブル内蔵にも対応しているので、後々にアップグレードしたときにもスタイリングは美しいまま。ツーリングやロングライドの相棒に打って付けの1台です。

スムーズに速く、安全に走る

SPECIALIZED(スペシャライズド)/「ROUBAIX COMP」
マスプロメーカーでMTBを世界で初めて市販し、急成長を遂げた「SPECIALIZED」。本拠はカリフォルニア州モーガンヒルにあり、アグレッシブな製品展開で高い人気を誇ります。90年代からヨーロッパのプロロードチームに機材を供給し、現在は本社に風洞実験室を有しています。

「北の地獄」と呼ばれるクラシックレース・パリ〜ルーベで勝つことは、「エンデュランスバイク」にとって最高に栄誉なこと。そのタイトルを7度も手にしているのが「「ROUBAIX」シリーズです。

駆動系パーツに「SHIMANO・ULTEGRA」を使ったミドルグレード「COMP」は、コストを抑えつつ、ルーベの魅力を上手に表現しています。前輪から伝わってくる振動はコラム部分にスプリングを備えたサスペンション「Future Shock 1.5」が吸収し、後輪側はD型断面のシートポスト「S-WORKS Pave」をしならせているので、荒れた路面のコースを走っていても、まるでスムーズな路面を走っているかのようです。

悪路でも安定性を失わないハンドリング、「レースバイク」の「TARMAC SL6」を凌ぐ空力特性など、クラスを超えた性能を誇っていると言っても過言ではありません。また、悪路を走らない……という人でも、サスペンションの効果は下り坂の安定性にもなりますから、どんなレベルのライダーにとっても魅力を堪能できるでしょう。

レースのために作られ、快適性を追求した

TREK(トレック)・「Domane SL 5」
1976年、ディック・パークとベビル・ボッグによってウィスコンシン州ウォータールーで産声を上げた「TREK」。MTB、ロードバイクともにレースで輝かしい戦績を残すとともに、ツーリング車やシティコミューターでも高い信頼性を誇っています。

スイスの名選手F・カンチェラーラが開発に関わり、こよなく愛したのが「Domane」シリーズです。2012年のデビュー以来4年ごとにモデルチェンジし、現行モデルは3代目となります。カーボンフレームを採用した「SL 5」は駆動系に「SHIMANO・105」をセット。調整式のダンピング機構「Iso Speed」を前後に搭載することで、エントリークラスとは思わせない質の高い乗り心地となっています。

ハードなクラシックレースのために生まれた「Domene」ですが、レース以外で活躍する装備が充実しているのも特筆すべき点。泥よけを取り付けるためのフェンダーマウントや、ダウンチューブ内部をストレージとして利用する「BITSシステム」などプロには不必要な機能も充実しています。タイヤは32Cが標準ですが、最大は38Cまで。フレームサイズも44㎝からあるので、老若男女を問わず、レースからツーリングまでマルチにこなす万能モデルです。

世界中でブレイクしている「グラベルロードバイク」

この2〜3年で一気に世界中でブレイクしているのが、「グラベルロードバイク」です。フィールドは未舗装路ですが、MTBが得意とするシングルトラックのようなコースではなく、林道のようなコースに適しています。

タイヤのクリアランスが大きめにとられているのと、ディスクブレーキの優位性を使って、ホイール径は700Cと650Bの2種類が装着可能です。タイヤは自転車部品の中で、もっとも走行感を大きく左右します。ですので、700Cでは32〜35C、650Bでは47Cを使うパターンが多く見られます。650Bのリム径は700Cよりも小さくなりますが、47Cのタイヤを装着すると外形寸法は700×30C相当になります。したがって、650Bでも巡航速度が遅いとは限りません。

「グラベルロードバイク」は別名「アドベンチャーロードバイク」とも呼ばれています。それは大陸横断レースにも使われるためで、バッグなどのアクセサリー用マウントが充実しています。軽装備でレーシーに走るのもよし、重装備にして長期のツーリングに出かけるにも最適なカテゴリーです。

「グラベルロードバイク」おすすめ車種

独自性と機能性を両立したキャニオンの人気モデル

Canyon Bicycles GmbH(キャニオン バイシクルズGmbH)/「Grail CF SL 8」
2002年に創業した「Canyon Bicycles GmbH」は、スポーツバイクでいち早くD2Cを採り入れ、大人気を博している総合自転車メーカーです。本拠地はドイツのコブレンツ。本社内にはカーボンフレームの品質検査を行うためのCTスキャンもあり、すべてのフレームの品質をチェックする念の入れようです。

グラベルロードバイクの「Grail」シリーズ「CF SL 8」の特徴は、なんと言っても「ホバー・バー」でしょう。水平部分が上下に2本ある通称“二階建てハンドル”は、4つグリップポジションを切り替えることでライダーの疲労を最小限に抑えます。カーボンの弾性を活かすことで、通常のロードバイクのハンドル周りと比べて最大で7倍の柔軟性を誇ります。ロングライド&グラベル用のフレームはMサイズで1040gと軽量で、一般的なレース用ロードバイクよりもわずかに重い程度です。

コンポーネントパーツは「SHIMANO・GRX800」を装備し、タイヤとホイールは「Schwalbe G-One Bite」40mmと「DT Swiss C 1800 Spline db」という上質な仕様で、完成車重量は8.91㎏。価格も抑えられており、無敵のコストパフォーマンスです。

はじめてのグラベルロードに

GT BICYCLES(GTバイシクルズ)/「GRADE CARBON EXPERT」
70年代初頭、ロサンゼルス郊外でBMXのガレージメーカーからスタートした「GT BICYCLES」。社名は創業者ゲーリー・ターナーのイニシャルから命名されたもので、80年代半ばからのMTBブームによって急成長。1996年のアトランタ五輪ではアメリカナショナルチームのバイクをすべて手掛け、トップメーカーとしての地位を確固たるものとしました。

「GRADE CARBON EXPERT」は5グレードある「GRADE」シリーズのセカンドグレードです。メインコンポーネントは、グラベルロード用の「SHIMANO・GRX」、フレームは上級モデルと同じカーボンフレームを採用しています。フロントフォークはチップを差し替える「フリップチップフォーク」によって、オフセットが55と70㎜から選択できます。グラベルレースでは55、バイクパッキングなどのツーリング風のライドでは70㎜が推奨されています。

ほかにも選択肢が多いのが魅力で、ディスクブレーキは160㎜ローターが標準仕様ですが、アダプターを使用すれば、より制動力の強い180㎜にもできます。タイヤも37Cを標準としていますが、タイヤ幅42㎜まで装着が可能です。レースからツーリングまで1台でこなせる守備範囲の広いモデルです。

非日常へ誘うグラベルエクスプレス

SPECIALIZED(スペシャライズド)/「DEVERGE ELITE E5」
「Innovation or Die」という社是が「SPECIALIZED」をもっとも端的に表わしています。カリフォルニア州モーガンヒルに勤める社員の多くはサイクリストであり、ランチタイムライドなどが行われています。リュックサックの開発に風洞実験室まで使ってしまうようなファナティックな一面もマニアから指示される理由です。

「DEVERGE」は、MTBやロードバイクで「SPECIALIZED」が40年間培ってきたノウハウを投入して開発したプログレッシブなジオメトリーを採用。その結果、メーカー自ら「これまでに作った中でもっとも速くて走破性が高く、しかもとても楽しいバイクです」と自画自賛する自信作です。そして、実際に乗った人からの評価も高い話題の新シリーズです。

「DEVERGE ELITE E5」のフレーム構成は高品質アルミフレームとFACT フルカーボンフォークから成り立っています。詳しくジオメトリーをみてみると、ヘッドアングルを寝かせ、オフセットが長めのフォークを採用。フレームのリーチを伸ばして、ダートでの安定性を高めています。さらに、短めのステムを選択して操縦性が損なわれないように工夫されているので、舗装路、ダート、砂利で厚く覆われたグラベルでも速く、安定感があります。

メインコンポーネントはグラベルロード用「SHIMANO・GRX RX400」。標準タイヤは「RoadSport 35C」ですが、さらにタフなライドをしたい人のためにタイヤとフレームのクリアランスを大きめに確保し、47Cや2.1インチといったタイヤにも適応します。

オンロードに軸足を置いた「オールロードバイク」

VOTEC(ボーテック)/「VRC Pro」
ポルシェのオリジナルバイクの生産で一躍名を挙げた「VOTEC」が創業したのは1988年。ドイツ南部のプフォルツハイムでユルゲン・シュタイナーがアルミフレームを作り始めたのがはじまりです。現在はSigna Sports United傘下にあるInternetstoresがブランドをマネージメントしています。

「VRC Pro」は「VOTEC」が「オールロードバイク」として売り出している主力モデルです。基本的には「エンデュランスバイク」に近いスペックですが、林道程度のグラベルロードも十分に楽しめるようにホイールベースは長めに設定されており、フレームとタイヤのクリアランスも35Cまで対応します。1dayツーリングとして使うならそのままで、オフロード比率を高める人用にフロントディレイラー台座を外して、本格的な1×仕様にすることもできます。

オールロードを標榜するだけあって、トータルバランスに優れた弱点のない走行性能が「VRC Pro」の美点です。強度を求められるBBやフォークコラムの規格はレースバイクと同等にし、コンポーネントパーツは「SHIMANO・ULTEGRA」が標準仕様となっています。フロントブレーキはオフロードバイクで採用される180㎜ローターにも対応するので、重装備のツーリング仕様にするなど、カスタムする楽しさもあります。

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菊地武洋

菊地 武洋(きくち たけひろ)

自転車ジャーナリスト。
80年代から国内外のレースやサイクルショーを取材し、分かりやすいハードウエアの評論は定評が高い。
近年はロードバイクのみならず、クロスバイクのインプレッションも数多く手掛けている。
レース指向ではないが、グランフォンドやセンチュリーライドなど海外ライドイベントにも数多く出場している。