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今人気のおしゃれな電動自転車「E-bike」とは?街乗りにもおすすめなE-bike5選!

今人気を集めている電動自転車「E-bike(Eバイク)」とは?E-bikeとは、スポーツ性能を損なわないように設計された電動自転車のことです。従来の電動アシスト自転車とは設計や電動アシストの構造が異なり、E-bikeの方がパワフルで思い通りの運転を行えます。ペダルを漕いだときのパワーロスが少ない構造になっているため、ロードバイクのようにスポーティーな走りを実現しています。坂道はもちろん長距離ツーリングでも、快適に楽しみながらライドが可能です。またE-bikeの中でも、さまざまな形やタイプのE-bikeがあるので、好みや使用用途に合わせて選択できることもE-bikeの魅力です。街乗りでE-bike(Eバイク)を使用するおすすめの理由とは?街乗りE-bikeを使用するおすすめの理由は以下の通りです。洗練されたデザインでおしゃれ坂道などに強く通勤が快適にスポーツバイクより楽に使用できる趣味としてサイクリングなどにも挑戦できるE-bikeは街乗りでも便利で快適に利用することが可能です。おすすめの理由を1つずつ詳しく解説します。洗練されたデザインでおしゃれE-bikeはおしゃれなデザインが多く販売されているのでおすすめです。タイヤやフレームの太さ・ライトの大きさ・ハンドルの付き方など、細かい部分までこだわって製造されており、デザイン性が高い特徴があります。スーツやスポーツウェア・カジュアルな服装など、どの服装でもマッチするようなデザイン性のE-bikeもあるので、見た目でも楽しめます。またE-bikeのタイプやメーカーによってもデザイン性は異なるため、お気に入りのスタイリッシュなデザインを見つけられるでしょう。坂道などに強く通勤が快適にE-bikeはペダルを漕ぐ力をパワーロスすることなくアシストするため、坂道などに強く快適に通勤が可能です。漕ぎ始めや坂道など、力が必要なときに最大限アシストしてもらえるので、疲れが最小限で済みます。疲れたくない出勤前や、疲れた後の帰宅時でも快適に走行できるでしょう。スポーツバイクより楽に使用できるE-bikeはスポーツバイクよりも楽に使用できるのも魅力の一つです。特に走り出しの特徴が異なり、スポーツバイクは漕ぎ始めが重たいのに対しE-bikeは電動アシストのおかげもあり軽く走りだせます。スポーツバイクよりも疲労感が少なく、楽に使用できるのでおすすめです。趣味としてサイクリングなどにも挑戦できるE-bikeはライド時の疲労感が少ないことから、趣味としてサイクリングに挑戦できます。「趣味を見つけたい」や「運動不足を解消したい」という方は、E-bikeがピッタリです。電動アシスト機能が充実しているため、一般的なサイクリングよりも疲労感は少ない可能性が高いです。さらにスムーズかつ快適な走り心地のため、気持ちよくサイクリングを楽しめます。運動不足の解消や新たな趣味に挑戦したい方は、E-bikeを検討してみましょう。街乗りメインE-bike(Eバイク)の選択方法!街乗りメインのE-bikeの選択方法は以下の点をチェックしましょう。種類や価格バッテリー容量かごの取り付けが可能か室内で保管したい方は折りたたみ式かE-bikeの使用用途が街乗りの方は、最適なE-bikeを選択できるように参考にしてください。種類や価格街乗りメインのE-bikeを選ぶ際には、バイクの種類の確認と価格をチェックしましょう。E-bikeは主に以下の4種類のタイプがあります。クロスバイクタイプロードバイクタイプマウンテンバイク(MTB)タイプミニベロ・折りたたみタイプ4種類の中では、デザイン性や機能性なども異なります。また大きく変わるのは価格で、10万円以上価格差が出る可能性もあるのです。E-bikeは安い買い物ではないため、購入してから後悔しないようにバイクの種類と価格をよく調べる必要があります。バッテリー容量E-bikeを選ぶ場合、バッテリーの容量にも着目しましょう。現在ではリチウムイオンバッテリーが使用されているので、一昔前のバッテリーと比較すると高性能化されています。バッテリーの容量が小さいと何回も充電する必要があり、充電を忘れると道中で電池切れとなる可能性もあります。一方でバッテリーの容量が大きいと充電回数は減り、一充電で長い距離を走れますが、バイクが重いことや価格が高いなどのデメリットがあるのです。街乗り用を目的としたE-bikeであれば、小さいバッテリーで安価に済ませることもおすすめです。充電回数や価格などを比較し、「価格を高いものにして充電回数を減らす」もしくは「価格を安価なものにして充電を多くする」どちらを選ぶか検討しましょう。カゴの取付が可能かE-bikeを購入する際は、カゴの取り付けが可能かも確認しましょう。街乗りで使用する場合、買い物などをするときカゴがないと不便なこともあります。バイクの種類によってかごの取り付けができるものとできないものがあります。気に入ったデザインのE-bikeにカゴの取り付けが可能か確認してから購入しましょう。使用しているうちにカゴが欲しくなったら、すぐに取り付けられるE-bikeがおすすめです。室内で保管したい方はおりたたみ式室内でE-bikeを保管したい方は、おりたたみ式がおすすめです。おりたたみ式であれば、E-bikeをコンパクトにできるので収納にも困りません。また使用する際も簡単に外に持ち出せるので、煩わしい手間も発生しないでしょう。「外に保管する場所がない」や「盗難の心配をしたくない」という方は、おりたたみ式E-bikeを検討してみてはいかがでしょうか。おしゃれな電動自転車Eバイク(E-bike)5選!ここでは、おしゃれな電動自転車E-bikeを5つ紹介します。フェスモーター[FESMOTOR]ベネリミニフォールド16ダートベネリマンタス27シティーベネリminiLoop20ロカフレームフーマ[FUMA]ライト付き街乗りのE-bikeをどれにしようか迷っている方は、これから紹介する5つのモデルも検討してみてください。フェスモーター[FESMOTOR]おしゃれなE-bikeの一つに、サードバイクスのフェスモーターがあります。シンプルな設計ですが、前後輪の重量バランスに優れ走行しやすい特徴があります。E-bikeの中でもクッションが厚めのサドルを採用しているところも乗りやすいポイントです。初めてE-bikeに乗る方でも変速操作に戸惑わない「サムシフター」を装備しているところもおすすめです。E-bike初心者の方は、フェスモーターに試乗してみましょう。ベネリミニフォールド16ダートベネリミニフォールド16ダートは、ユニークなフォルムを持ち、特徴的な見た目から洗練された美しさを持っています。コンパクトなフレームにオフロード走行に適したブロックタイヤなどを装着しており、新感覚のモデルとなっています。リアサスペンションの性能の高さから、快適な乗り心地をアシストしてもらえるE-bikeです。折りたたみも可能なため、持ち運びや置く場所にも困らないでしょう。ベネリマンタス27シティベネリマンタス27シティはおしゃれな見た目と合わせて、実用性にも優れているE-bikeです。小柄な女性でも乗り降りしやすい低床設計となっています。街乗りを想定したセンタースタンドや泥除けも付いているので、買い物でも活躍してくれます。また、オプションでかごも付けられるモデルなので街乗りにはピッタリなE-bikeです。ベネリminiLoop20おしゃれでかわいいデザインのE-bikeならベネリminiLoop20がおすすめです。小柄なフォルムが特徴で、街乗りでも利用しやすいサイズ感です。かごやライト・泥除けが標準装備になっていることも、街乗りで使用しやすい特徴でしょう。迫力のあるデザインではなく、かわいいデザインのE-bikeを探している方にピッタリです。ロカフレームフーマ[FUMA]ライト付きカッコいいおしゃれなデザイン性のE-bikeなら、ロカフレームフーマが人気を集めています。タイヤが太く重量感ある見た目ですが、軽快な乗り心地が特徴です。大きめのライトが付いているので、夜間走行でも見やすく安全に走行できます。フォーマルな服装やカジュアルな服装など、どのような服装でもおしゃれに乗りこなせるので、おすすめのE-bikeです。まとめ今人気を集めている電動自転車E-bikeについて詳しく解説しました。E-bikeはメーカーによってさまざまな種類が販売されており、どのE-bikeを購入するか迷う方も多いでしょう。しかし、E-bikeの特徴を抑えることで使用用途に合わせて最適なE-bikeを選択可能です。街乗りのE-bikeを探している方は、今回解説した内容を参考にしていただき、好みのE-bikeを手に入れてください。

最新2023モデルから選ぶ、おすすめヘルメット10選

いいヘルメットとはナニか?デザイン、軽量性、通気性、コストパフォーマンス……人によって重視機能は違うだろう。しかし、心地よいヘルメットと出会ったときの喜びは格別。“こんなもんだろう”、“どこも問題がない”といったヘルメットは多くある。だが、身体の一部のように馴染み、好みのデザインや機能性といった条件を満たす製品には、そう簡単に出会えない。ヘルメットはファッション的な要素も大切だが、基本は頭を守るためのアイテム。プライオリティーはフィッティング、安全性、通気性。こういった機能からアプローチするのが正解だ。進化を続ける安全システムスポーツバイク用ヘルメットの安全性も、単純にぶつかったときの衝撃を緩衝する能力だけでは語れない。重量は軽い方が疲れにくいので安全だといえる。MIPS(ミップス:MultiDirectionalImpactProtectionSystem)は、衝撃を受けたときに頭部をスライドさせて脳へのダメージを軽減させるシステムである。1996年から研究が始まったそうだが、ヘルメットにこの機能が搭載されるようになったのはここ5年ぐらい。以前は、ヘルメットの性能を評価する際にウエイトorヘルメットを垂直に落下させていた。つまり、垂直に転ぶことを想定して、開発されていた。しかし、MIPSは、回転運動を伴いながら転ぶ点に着目し開発されている。ヘルメットの内側を見ても大きな違いはないが、脳に与えられるダメージは大きく軽減されることが分かっている。当初はトップモデルのみに搭載されたため、ちょっと古い製品にはMIPSが搭載されていない。ヘルメットの買い替えは3年が目安。MIPSと同等の安全システムが未搭載のヘルメットを使っているなら、そろそろ買い替えを考えてみよう。フィット感は重要!出典:KASK公式HP日本人と欧米人は頭の形が違う。簡単にいえば、一般的な日本人は欧米人よりも後頭部が絶壁で、顔の幅が広い。そのためヘルメットメーカーの中にはAF(アジアンフィット)モデルを設定しているところもある。ただ、後頭部にあるサイズ調整システムの性能も向上し、様々な頭の形状やヘアスタイルに対応できるので、神経質になる必要はない。ただ、試着に勝るモノがないのも事実である。試着するときは店に断った上で、顎紐のセッティングまでしっかりと行う。ストラップの質感は肌に当たったときの感触を左右するし、バックルの形状によっては脱着時の操作性、位置は走行時に首と擦れて痒くなることもある。他にもサイズの調整のしやすさ、パッドの位置や感触など、被り心地に関わることは、すべて一つひとつ丁寧にチェックしていく。その上で頭を動かして、重さを判断する。こうして手間を惜しまずにチェックすることで、自分に合うヘルメットを探すことができるのだ。季節によってヘルメットの使い分けもオススメ!出典:SPECIALIZED公式HP夏のライドに限らず、放熱性は重要な性能である。しかし、こればかりは走ってみないと、本当の性能は分からない。メーカーは様々な革新をうたうが、ヘアスタイルによっても違いはあるだろう。このため、ベンチレーションの数や大きさ、シェル内部の凹部などから想像していくしかない。ちなみに筆者は、冬はエアロタイプ、それ以外の3シーズンは放熱性の高いヘルメットと、両者を季節に応じて使い分けている。基本的には涼しい方がいいが、そうなると真冬は寒すぎる。ウエア同様、ヘルメットも使い分けるのがおすすめだ。おすすめヘルメット10選パッドと一体化したMIPSAIRで極上の快適性/MET・TRENTA3KCARBONMIPSUAEエミレーツチームのエース、T・ポガチャルが愛用する最高級モデル。パッドと一体化したMIPSAIRは数あるMIPSシステムの最軽量バージョンで、フィッティング性とクーリング性を高度にバランスさせている。フィットシステムのSAFE-TORBITALは垂直方向に4段階、左右の後頭部接触位置を2段階で調整できる。重量/225g(Mサイズ)LED製テールライトを装備した/BELL・FORMURALEDMIPS脳へのダメージを軽減するMIPSシステムを手頃な価格で搭載した人気モデルの『FORMURAMIPS(フォーミュラミップス)』に、さらにLEDテールライト(20ルーメン)を追加した『FORMURALEDMIPS(フォーミュラLEDミップス)』。放熱性を示すベンチレーション数は19、帽体の剛性を確保するためポリカーボネート樹脂製のインモールドフレームを採用している。重量/303g(Mサイズ)エアロ・放熱・軽量化を高次元でバランスさせた/GIRO・ECLIPSESPHERICAL昨年(2021年)、ツール・ド・フランスに投入され話題を集めたニューモデル『ECLIPSESPHERICAL(エクリプススフェリカル)』。最大の特長は2分割型アウターシェル構造の最高級MIPSシステム「SPHERICAL」を採用したことにある。また、テストデータによると時速40㎞で160㎞に走行したときに、エアロヘルメットの『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』よりも1分ほどタイムを縮められる。さらに14個のベンチレーションの位置と大きさを最適化、最高級モデルに迫る放熱性も両立している。重量/275g(Mサイズ)風を制するシールド一体型ヘルメット/OGK・AERO-R2トラック競技の製品開発からヒントを得て、大ヒットしたエアロヘルメット『AERO-R1(エアロR1)』の2世代目となるのが『AERO-R2(エアロR2)』である。新構造のアジャスターはBOAダイアルを採用し、YKKと共同開発したアンチスリップバックル、サングラス用ラバー、新型シールドなど大きな進化を遂げている。そして、日本人の頭の形状を知り尽くした国産メーカーらしいフィット感は、今作も他の追随を許さぬアドバンテージだ。重量/245g(S/Mサイズ)軽さと極上のフィッティングを実現/OGK・IZANAGIフロントパッドとアジャスター機構を連動させて、頭を全体的に包み込む極上のフィッティングと、大型のエアインレットを採用した『IZANAGI(イザナギ)』。アジャスターはきめ細やかに調整できるように上下8段階に可動する。ストラップは消臭繊維に撥水加工を施し、重量増とさわやかな肌触りをキープ。また、インナーパッドは虫の侵入を防ぐA.Iネット、ウインターパッドを選ぶことも可能だ。重量/225g(S/Mサイズ)レーザー史上もっとも速いヘルメット/LASER・VentoKinetiCoreツール・ド・フランスを制したヨナス・ヴィンゲゴーや、プリモシュ・ログリッチが所属しているユンボ・ヴィズマチームが使用しているのがレーザー社のヘルメットだ。『VentoKinetiCore(ヴェントキネティコア)』はシェルの材料となるEPSフォームのブロック形状を最適化し、クランブルゾーンと呼ばれるエリアで衝撃を吸収する。後頭部のクロージャーシステムはヘルメット上部にある大型のベルトで調整するため、走行中にも簡単にアジャストができる。重量/290g(Mサイズ)プロのアドバイスと風洞実験から生まれた/ABUS・AIRBREAKER強靱なロックシステムで有名なABUSが、スペインのプロチーム「モビスター」をはじめとするプロ選手のフィードバックにヒントを得て、イタリアで製造している『AIRBREAKER(エアブレーカー)』。長距離に対応したパーフェクトなフィッティングと安全性、高い標高に対応した軽量化、高速域に対応したエアロダイナミクス、放熱性の4つの開発コンセプトを磨き上げ、名作として高い評価を得ている。重量/220g(Mサイズ)スペシャライズド史上最高の冷却性能/SPECIALIZED・S-WORKSPREVAIL3出典:SPECIALIZED公式HP前作の『PREVEILIIVENT』よりも開口部を24.5%も大型化。空気の流れがスムースになるようにブリッジを廃止し、放熱性が高まるようになっている。極限までシェルの面積を減らしつつ、保護性能を高めるためEPSフォームの内側にアラミド繊維製ケーブルによるAirCageテクノロジーを搭載している。重量/280g(Mサイズ)カラバリ豊富なプロトーンの発展型/KASK・PROTONEICON2016年にデビュー以来、ロングセラーモデルとなった『PROTONE(プロトーネ)』が7年ぶりに進化。回転衝撃への対策として独自のWG11プロトコルを採用し、シェル内部の空気の流れと衝撃緩衝性を大きく改良した。後頭部にあるオクトフィット+リテンションシステムは、従来型よりも操作に優れている。インナーパッドは速乾性素材のクールマックスによって快適性が向上している。重量/230g(Mサイズ)メディカルNFCを搭載する次世代ヘルメット/POC・VENTRALAIRMIPSNFC出典:POC公式HPヒットモデルの『OCTAL(オクタル)』と『VENTRAL(ベントラル)』をベースに空力性能を改善。ヘルメット内部に積極的に空気を取り込み、放熱性を向上させつつ、後頭部の形状に工夫を凝らして、乱気流の発生を抑えている。ストラップの材質や配置も見直し、フィット感と快適性を向上させている。また、医療プロファイルを保存できるNFCメディカルIDチップし、医療関係者に医療情報と緊急連絡先を提供することができる。重量/260g(Mサイズ)

イタリアンブランド「Benelli」がプロデュースした「MANTUS 27 TRK」の魅力に迫る

E-Bikeの魅力とはサイクリングの楽しみは、できなさそうなことができること。自転車なら陸上競技の選手の全力疾走よりも速く、そのスピードを簡単に維持にできます。この当たり前の事実にサイクリングの魅力があります。100km先までランニングで行くのは相当なトレーニングと時間を要しますが、スポーツバイクなら少し練習するだけで100kmだって走れます。そして、今回ご紹介するE-Bikeなら、その敷居をさらに低くしてくれます。自分の体力だけでは困難な坂だってスイスイと上れるし、遠くの海や山にも行くのだって簡単です。最新のE-Bikeは、100kmぐらい走れる製品もあります。E-Bikeを選ぶときのポイントスポーツバイクにロードバイク、クロスバイク、MTBがあるように、E-BikeにもそれぞれE-ロードバイク、E-クロスバイク、E-MTBがあります。どのモデルを買うかは、用途次第です。山に行ってトレイルを本格的に走るならE-MTBに勝るモノはありません。通勤で使うなら、E-MTBでもE-ロードでも会社には行けるでしょうが、スタンドやバッグを載せるキャリアの対応などを考えればE-クロスバイクが最適です。平日は通勤や通学、週末は日帰りツーリングにも使えるので、多くの人にとって、もっとも魅力的なモデルともいえます。前回の記事「コスパが高い注目のE-Bike「Benelli/MANTUS27TRK」~Probikeshop限定色「ブラック」が発売~」でも触れましたが、動力となるパワーユニットの違いも見逃せません。パワーユニットは大きく分けると、アシストさせる方法や場所によって3つのタイプがあります。〈チェーン合力〉ママチャリタイプの電動アシスト自転車に採用されているパワーユニットで、モーターの駆動力がチェーンに加えられて駆動します。モーターが直接チェーンを駆動させるため、パワフルな加速感が得られます。バッテリーの搭載位置に制約があり、フレーム設計の自由度が低いため、スポーツタイプのE-Bikeに使われることはありません。ある意味、このタイプが装着されているモデルは“電動アシスト自転車”という区切りをしていいでしょう。〈クランク合力〉E-Bikeを躍進させたのがクランク合力型のパワーユニットです。車体中央部にあるボトムブラケットにユニットがあり、内部のセンサーで踏力を測定、ユニット内でモーターの駆動力とペダリングパワーを合力させます。メリットはフロントギアを2枚することができると同時に、フレーム設計の自由度が高いこと。スポーティーなモデルを作るのに適しています。また、一分間に90回転を越すような高回転ペダリングでもスムーズにアシストが可能です。〈ハブモーター〉「MANTUS27TRK」が採用するのは、ホイールの中心にあるハブにモーターを内蔵したハブモーター型です。このタイプのメリットはクランク合力型と同じく、フレームのデザイン自由度が高いことです。小径の折りたたみ車に採用されることも多く、手頃な価格帯のエントリーモデルに採用されることが多いのが特長です。パワーユニットの選択を見れば、車格が分かると同時に、メーカーがなにを優先したのか推測ができます。そして、バッテリーの容量も確認しておきましょう。大型バッテリーを採用しているモデルは航続距離が長く、頻繁に充電する必要がありません。そのため、予算に余裕のある人は大型バッテリーを採用したモデルを選びがちです。しかし、バッテリーが大きくなるということは、それだけ重くなり、運動性能は落ちます。さらにバッテリーを交換するときは、当然ながら容量が大きいほど高価です。ですので、会社との往復をしたときに、どれくらいの頻度で充電しないといけないか、アシスト航続距離を目処に考えておきましょう。話が前後しますが、E-Bikeを買うときはメーカーのことを勉強してから買いましょう。メカ好きの人ならモーターの出力などのスペックに目がいくでしょうが、気にする必要はありません。まっとうなブランドの製品であれば、出力不足で坂が登れないE-Bikeはありません。気を付けるべきは、粗悪品や違法な電動自転車を買わないことです。残念なことに、量販店やネット通販で激安で売られている製品の中には、強度に不安がある危険な製品も少なくありません。どのように見極めるかの基準は国家公安委員会の型式認定を受けているか、否か。「MANTUS27TRK」は普通自転車型式認定番号交A21-71、駆動補助機付自転車型式認定番号交N21-80の認定を受けているので安心です。E-Bikeや電動アシスト自転車のアシスト量は道交法で定められており、これに違反している車両で事故を起こしたら、どうなるかは想像に難くないでしょう。「MANTUS27TRK」に乗ってみてさて、「MANTUS27TRK」の話をしましょう。スポーツに軸足を置くロードバイクは価格を問わず存在が“ハレ”ならば、E-クロスバイクのマンタスは“ケ”の自転車です。15万円もするのに、“ケ”なのか!と思うかもしれませんが、最近は日用品にこそ贅沢品を…という人が増えてきており、E-クロスバイクは飛ぶように売れています。先日も後輩からE-クロスバイクの購入相談を受けたのですが、通勤用というのに定価は40万円!しかも、フレームのカラーが選べないほど品薄の状態で、「カラーとサイズにこだわったら、いつ納車できるか分からない」とショップにいわれたそうです。コロナ禍においてスポーツバイクの需要は大きく伸びました。国内で販売している有力メーカーの商品でも、すでに納車が2023年5月なんてアナウンスされているモデルもあり、40万円もする“ケ”の自転車が色も選べないとなると、異常としかいいようがありません。というわけで、現状、自転車選びで大切なのは、納期だともいえます。「MANTUS27TRK」の美点は即納できることと、“ケ”の自転車として過不足がないことです。高級感やスポーティーさを軸に評価を下すなら、クランク合力型パワーユニット搭載モデルにアドバンテージがあります。ですが、通勤にスポーティーさが必要?不要ですよね。コントロールユニットにしても、同じことがいえます。液晶画面があって、リアルタイムの出力を表示してくれるなら、もちろん嬉しいですが、そのために数千円、下手したら1万円以上も価格が上がるなら「いらない!」でしょう。必要最小限のボタンとLEDランプで構成されるコントロールユニットも、実用品と割り切ってしまえばシンプルイズベストともいえます。その代わりと言ってはなんですが、スタンド用の直付け台座があり、スタイリッシュさを失っていないのは実用品としてはありがたい。走り出すと、ハブモーターのアシストは、程よいトルク感を伴って、しっかりとアシストしてくれます。少し専門的な視点でいうと、トルクの立ち上がりはリニアというよりは、若干遅れてからやってきます。それ故、加速がグーンと伸びるような印象を受けます。このタイムラグは大きいと機械に介護してもらっている感が強くなり、不自然な走行感となります。ちなみに完成度の高いクランク合力型になると、登坂で腰やお尻をそっと押してくれる感じで、機械に手伝ってもらってのではなく、軽く走れる感じがします。「MANTUS27TRK」のアシスト感に改善点がないとはいえませんが、価格を考えればよくできているといっていいでしょう。航続距離のテストは、日光の金精峠を登ってみました。ルートは日光駅から標高1840メートルの金精トンネルまで。いろは坂を含む上り坂をたっぷりと登っても、バッテリーに余力を残して走破できました。これだけパワーとバッテリーの容量があれば、週末のサイクリング程度ならまったく問題なく楽しめるでしょう。まとめ「MANTUS27TRK」の最大の魅力は、すぐに入手でき、抜群にコストパフォーマンスが高いことです。もっと高価でファッショナブルなE-Bikeもたくさんありますが、バッテリーが脱着できず、充電するために20㎏以上もあるバイクを抱えて階段を…、なんて場合もあります。その点、「MANTUS27TRK」はバッテリー脱着が可能なだけでなく、ダウンチューブから直接、充電することもできます。他にもトップチューブの傾斜が大きいため、身長の低い人でも足つき性がよく乗降性に優れています。E-クロスバイクのベーシックモデルですから、スポーツバイクに乗り慣れた人なら物足りない部分もあるでしょう。しかし、多くのE-Bikeに乗ってきた人なら、このスペックと価格を両立させていることを高く評価するはずです。左側のエンドにはスタンドの直付け台座があり、スマートにスタンドが取り付けられている機械式ディスクブレーキのテクトロ・アリエスを標準装備動力を内蔵したハブはShengyi製で250Wを発生するダウンチューブ下側のフタを外し、鍵を使ってバッテリーを取り出すことができるフレームにバッテリーを内蔵したまま充電することもできる。充電時間は4〜6時間ボトルケージ台座はロングライドのときに活躍する座面がフラットで幅広のサドルは、安定感が高く座り心地もいいシンプルなコントロールユニット。アシストモードは3パターンから人間工学に基づいて設計されたハンドルグリップ。こういうパーツの良し悪しが使い勝手を大きく左右する(写真:長谷川拓司)

コスパが高い注目のE-Bike「Benelli/MANTUS 27 TRK」 ~Probikeshop限定色「ブラック」が発売~

今回、紹介する「Benelli(ベネリ)」とは?「Benelli(ベネリ)」は、イタリアでも屈指の長い歴史を誇る二輪メーカーです。1911年、アドリア海に面したイタリア・マルケ州ペーザロにテレサ・ベネリが息子のために創業。以後、レースに参戦すると、3回のイタリアチャンピオンをはじめ、数々の輝かしい成績を残しました。その「Benelli(ベネリ)」がE-Bikeの生産を手掛けたのは創業100年となった2011年。以来、イタリアンブランドらしい個性的でスタイリッシュなバイクを発表しています。Probikeshopで発売する「MANTUS27TRK」はクロスバイクタイプのE-Bike。通勤や通学はもちろん、休日はスポーツライドにも挑戦してみたい人に最適な仕様になっています。それでは、簡単にE-Bikeの選び方に触れつつ、「MANTUS27TRK」のアウトラインを学んでみましょう。E-Bikeと電動アシスト自転車は、どこが違うのか?E-Bikeは、電動アシスト自転車の進化形です。街中にある急な登坂もモーターを補助動力にして楽々と上ります。最新モデルの中には100㎞以上も走るモデルもあります。E-Bikeと電動アシスト自転車の違いは、実は明確な定義がありませんが、ママチャリタイプの電動アシスト自転車は純粋な“生活の足”なのに対して、E-Bikeは休日のスポーツライドも視野に入れて開発されている点に違いがあります。また、パワーユニットの形式も用途や価格によって違いがあります。電動アシスト自転車は3種類のアシスト方法がある電動アシスト自転車には次の3種類のアシスト方法があります。〈チェーン合力〉ママチャリタイプの電動アシスト自転車に採用されているパワーユニット。モーターの駆動力がチェーンに加えられて駆動します。モーターが直接チェーンを駆動させるため、パワフルな加速感が得られます。〈クランク合力〉パワーユニット内のセンサーで踏力を測定し、ユニット内でモーターの駆動力とペダリングパワーを合力させます。メリットはフロントギアを2枚にできることや、高回転ペダリングでもスムーズにアシストが可能になることです。〈ハブモーター〉「MANTUS27TRK」が採用するのがこのタイプ。ホイールの中心にあるハブにモーターを内蔵したハブモーター型です。メリットはフレームのデザイン自由度が高いこと。そのため小径の折りたたみ車に採用されることも多く、さらにチェーンを介さないため駆動損失がないのも魅力です。以上のように、パワーユニットだけで判断すると、スポーツ走行に適しているのは〈クランク合力〉です。パワーユニットの出力や特性など、コストは高いものの性能は頭ひとつ抜けています。〈チェーン合力〉と〈ハブモーター〉はパワーユニットの出力だけを考えると前者に分がありますが、フレームの設計に制約があるため、一長一短です。そして、E-Bikeに〈チェーン合力〉タイプのユニットが使われることは稀です。これは欧米で〈チェーン合力〉を採用するメーカーが少なく、E-Bikeは〈クランク合力〉、電動アシスト自転車は〈チェーン合力〉、その中間に位置しているのが〈ハブモーター〉とカテゴライズされているのが実状です。ライバル不在のコストパフォーマンス!「Benelli/MANTUS27TRK」E-Bikeは安い買い物ではありません。本格的なスポーツ走行のできるトップモデルだと、200万円近いモデルもあります。一方、安いモデルは5万円程度で探せますが、ママチャリタイプでも人気モデルは10万円前後します。そして、最近話題を集めているE-Bikeは、20万円程度からラインナップが増えます。「MANTUS27TRK」最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さです。20万円以上がスタンダードなE-Bikeのなかで、156,000円(税込)はバーゲンプライス。その思いはスペックの詳細を見ても変わりはありません。たとえば、ダウンチューブ内に収められた大型バッテリーの容量は10.4Ah。コストの高いバッテリーは、価格に応じて小さくなるのが常識ですが、これだけの容量があれば文句なし。正式には発表されていないものの、充電走行の目安は100㎞ほど。通勤&通学用には十分過ぎるバッテリー容量で、休日にはツーリングを楽しむことも十分に可能です。パワーユニットの出力は36V250W。日本の道交法で定められている範囲内では、必要十分以上のパワーです。これ以上のパワーがあっても、実は宝の持ち腐れ。車重の22㎏は、ママチャリをわずかに重くした程度。大型バッテリーとモーターを搭載していると考えれば、軽量な部類といってもいいでしょう。ブレーキは雨天でも安定した制動力が得られる機械式ディスクブレーキを採用するなど、限られたコストを適材適所に配してバランスのいい仕様となっています。小型のコントロールユニットで4段階のアシスト量を操作する。左グリップ近くにあるのがコントロールユニット。中央がパワースイッチ。左がマイナス、右がプラス。上列にはパワーモードが表示される。後ギアは7段変速。動力を内蔵したハブはShengyi製。リヤディレイラーは定評の高いシマノ製コンポのエントリーグレード“ターニー”が標準仕様。駐輪に便利なキック式スタンドを標準装備。ブレーキは機械式ディスクブレーキ。※部品の写真は、車体がシルバーのものとなります。