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コスパが高い注目のE-Bike「Benelli/MANTUS 27 TRK」 ~Probikeshop限定色「ブラック」が発売~

自転車通勤が“手段”という時代は終わりました。新しい生活様式の到来とともに、移動に対する考え方も一新。満員電車に揺られることなく、電車のスケジュールにもとらわれないパーソナル&スモールモビリティとして、自転車の活用は都市の再生に欠かせなくなりました。移動を楽しみ、走ることを目的とする。そんな新しいスタイルの推進力になっているのがE-Bikeです。また、国内だけでなく、世界的にもユーザーが爆発的に増え、即納できるモデルが少なくなっているのが現状です。

今回、紹介する「Benelli(ベネリ)」とは?

「Benelli(ベネリ)」は、イタリアでも屈指の長い歴史を誇る二輪メーカーです。1911年、アドリア海に面したイタリア・マルケ州ペーザロにテレサ・ベネリが息子のために創業。以後、レースに参戦すると、3回のイタリアチャンピオンをはじめ、数々の輝かしい成績を残しました。その「Benelli(ベネリ)」がE-Bikeの生産を手掛けたのは創業100年となった2011年。以来、イタリアンブランドらしい個性的でスタイリッシュなバイクを発表しています。

Probikeshopで発売する「MANTUS 27 TRK」はクロスバイクタイプのE-Bike。通勤や通学はもちろん、休日はスポーツライドにも挑戦してみたい人に最適な仕様になっています。それでは、簡単にE-Bikeの選び方に触れつつ、「MANTUS 27 TRK」のアウトラインを学んでみましょう。

E-Bikeと電動アシスト自転車は、どこが違うのか?

E-Bikeは、電動アシスト自転車の進化形です。

街中にある急な登坂もモーターを補助動力にして楽々と上ります。最新モデルの中には100㎞以上も走るモデルもあります。

E-Bikeと電動アシスト自転車の違いは、実は明確な定義がありませんが、ママチャリタイプの電動アシスト自転車は純粋な“生活の足”なのに対して、E-Bikeは休日のスポーツライドも視野に入れて開発されている点に違いがあります。

また、パワーユニットの形式も用途や価格によって違いがあります。

電動アシスト自転車は3種類のアシスト方法がある

電動アシスト自転車には次の3種類のアシスト方法があります。

〈チェーン合力〉
ママチャリタイプの電動アシスト自転車に採用されているパワーユニット。モーターの駆動力がチェーンに加えられて駆動します。モーターが直接チェーンを駆動させるため、パワフルな加速感が得られます。

〈クランク合力〉
パワーユニット内のセンサーで踏力を測定し、ユニット内でモーターの駆動力とペダリングパワーを合力させます。メリットはフロントギアを2枚にできることや、高回転ペダリングでもスムーズにアシストが可能になることです。

〈ハブモーター〉
「MANTUS 27 TRK」が採用するのがこのタイプ。ホイールの中心にあるハブにモーターを内蔵したハブモーター型です。メリットはフレームのデザイン自由度が高いこと。そのため小径の折りたたみ車に採用されることも多く、さらにチェーンを介さないため駆動損失がないのも魅力です。

以上のように、パワーユニットだけで判断すると、スポーツ走行に適しているのは〈クランク合力〉です。パワーユニットの出力や特性など、コストは高いものの性能は頭ひとつ抜けています。

〈チェーン合力〉と〈ハブモーター〉はパワーユニットの出力だけを考えると前者に分がありますが、フレームの設計に制約があるため、一長一短です。

そして、E-Bikeに〈チェーン合力〉タイプのユニットが使われることは稀です。これは欧米で〈チェーン合力〉を採用するメーカーが少なく、E-Bikeは〈クランク合力〉、電動アシスト自転車は〈チェーン合力〉、その中間に位置しているのが〈ハブモーター〉とカテゴライズされているのが実状です。

ライバル不在のコストパフォーマンス!「Benelli/MANTUS 27 TRK」

E-Bikeは安い買い物ではありません。本格的なスポーツ走行のできるトップモデルだと、200万円近いモデルもあります。一方、安いモデルは5万円程度で探せますが、ママチャリタイプでも人気モデルは10万円前後します。そして、最近話題を集めているE-Bikeは、20万円程度からラインナップが増えます。

「MANTUS 27 TRK」最大の魅力は、コストパフォーマンスの高さです。20万円以上がスタンダードなE-Bikeのなかで、156,000円(税込)はバーゲンプライス。その思いはスペックの詳細を見ても変わりはありません。

たとえば、ダウンチューブ内に収められた大型バッテリーの容量は10.4Ah。コストの高いバッテリーは、価格に応じて小さくなるのが常識ですが、これだけの容量があれば文句なし。正式には発表されていないものの、充電走行の目安は100㎞ほど。通勤&通学用には十分過ぎるバッテリー容量で、休日にはツーリングを楽しむことも十分に可能です。

パワーユニットの出力は36V250W。日本の道交法で定められている範囲内では、必要十分以上のパワーです。これ以上のパワーがあっても、実は宝の持ち腐れ。

車重の22㎏は、ママチャリをわずかに重くした程度。大型バッテリーとモーターを搭載していると考えれば、軽量な部類といってもいいでしょう。

ブレーキは雨天でも安定した制動力が得られる機械式ディスクブレーキを採用するなど、限られたコストを適材適所に配してバランスのいい仕様となっています。

小型のコントロールユニットで4段階のアシスト量を操作する。左グリップ近くにあるのがコントロールユニット。中央がパワースイッチ。左がマイナス、右がプラス。上列にはパワーモードが表示される。
後ギアは7段変速。動力を内蔵したハブはShengyi製。リヤディレイラーは定評の高いシマノ製コンポのエントリーグレード“ターニー”が標準仕様。
駐輪に便利なキック式スタンドを標準装備。ブレーキは機械式ディスクブレーキ。

※部品の写真は、車体がシルバーのものとなります。